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鯨偶蹄目ペッカリー科

 イノシシとは違うのだよ、イノシシとは!。

ペッカリーを一言で表すと、
「アメリカ特産の、地味なイノシシもどき。」
鯨偶蹄目ペッカリー科はイノシシ科に近縁な動物で、見た目はイノシシにそっくりですが、別グループ「ペッカリー科」の動物です。
ペッカリーとイノシシとのいちばんの違いは、すんでいる場所。
ペッカリーの別名は「アメリカイノシシ」、ペッカリー科の動物はアメリカ大陸にしかすんでいないのです。
逆に、アメリカ大陸にはイノシシ科の動物はいません。
ユーラシア大陸やアフリカ大陸にすむイノシシ科の役割を、アメリカ大陸ではペッカリー科が担っているというわけです。
見た目の違いは、ペッカリーにはイノシシの仲間のような派手な牙やコブは無く、小さい牙があるだけです。
ペッカリーの子供には、イノシシの子供(ウリ坊)のような模様はなく、これまた地味です。
また、ウシ目やウマ目などの植物を食べる動物は、アゴを円を描くような動かしかたでモグモグしますが、ペッカリー科の仲間だけはアゴを上下に動かしてモグモグします。
ペッカリーの臭腺は背中にあり、背中の真ん中にヘソがあるようにみえることから、和名は「ヘソイノシシ」です。
Photo by (c)Tomo.Yun


 ペッカリー科の進化

ペッカリー科の仲間はイノシシ科に近縁で、共通の祖先から、3700万年前(始新世後期)には、すでに分かれて、ペッカリー科はアメリカ限定で、イノシシ科はその他の大陸で、それぞれ進化したと考えられています。
ペッカリー科とイノシシ科の共通の祖先グループ(猪豚類)は、偶蹄目の中では初期に現れたグループで、恐竜が絶滅して間もない世代(暁新世:6500万年前)に現れた初期の草食哺乳類のグループ(汎獣目、裂歯目、紐歯目)に取って代わり、木の葉や地下茎を掘って食べるグループとしてのニッチを徐々に埋めていったと考えられています。


 ペッカリー科の生息地と種類

・ペッカリー科の仲間は、南北アメリカの森林や半砂漠にすんでいます。
・ペッカリー科の仲間
クチジロペッカリー、クビワペッカリー、チャコペッカリー


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